更年期と不眠症

女性の月経が止まるのが40代後半から50代前半になりますが、この閉経を挟む約10年間を更年期といいます。更年期障害の代表的な症状にはのぼせやほてり、発汗がありますが、こちらと同様に高い頻度で現れる症状が睡眠障害です。この更年期の不眠を「閉経期不眠症」といい、実に30〜40%の方が悩んでいるというデータもあります。

原因として女性ホルモンの分泌の減少が挙げられますが、同時に深刻なのがこの時期の心と身体の急激な変化についていけない状態に追い打ちを掛けるように、介護や子どもの教育など将来への負担が重なり、うつ病を発症する方も多いのです。このうつ病からくる不眠症に悩んでる方も多くいらっしゃいます。

対処法

症状が酷く日常生活に支障をきたす場合は医師に相談するのが1番ですが、普段の心掛け次第で変えられることもありますので、実生活に取り入れてみましょう。

規則正しい睡眠リズムを保つ為に、睡眠環境を整えることはもちろんですが、コーヒーやお茶などの刺激物を取りすぎないことや過度の昼寝を控えることも大切です。

また更年期は気持ち次第で軽減出来ることもあります。自分のリラックス出来ること…スポーツや趣味などを生活にうまく取り入れ、イキイキとした毎日を意識的に送ることも必要でしょう。

アロマテラピーは脳に直接働きかけてくれ、抑鬱効果もあります。睡眠前に効果のあるアロマを楽しむことも良いでしょう。また、パートナーとのデートなども女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促し、気分が高揚したり、入眠が楽になったりします。

漢方は、西洋の薬とは違い副作用がなくトータルバランスを整えながら、病気になりにくい心と体を作ってくれます。中でも「加味逍遥散」は特に更年期に効くといわれています。

最後に!!

注意して頂きたいのは、無理をしないことです。抱え込まず必要ならば医師などの力も借りながら、一過性のものと気持ちを楽に持ち、ゆったりとした日々を過ごしましょう。